作品画像










作品内容
「…やっぱり、ノーブラだったんだ。」
FANZA
そう言われた瞬間、心臓が跳ねた。
見透かされてしまった。
わざと選んだ薄手の服、何もつけていない胸の感触。
誰かに気づかれるかもしれないというスリルが、私を高ぶらせていた。
今日は気温も高く、汗ばむ肌に風が心地よかった。
わざと大きめのシャツを羽織り、ゆるくボタンをかけるだけ。
ブラのラインが浮かぶ心配はない、だって最初から何もつけていないのだから。
すれ違う人の視線が自分の胸元に向けられている気がする。
…気のせいじゃない。
わざと速足で歩くたび、揺れが大きくなるのがわかる。
その感覚に、身体の奥がゾクゾクと熱を帯びていく。
「もしかして、わざと?」
知人の声に、一瞬、息が詰まった。
そんなはずない、と否定するべきなのに、口が動かない。
ただ、ぎこちなく笑うことしかできなかった。
「ほら、隠そうとしてるけど、バレてるよ?」
近づく気配。
ふと腕を掴まれ、耳元で囁かれる。
「ねぇ…そんな格好で外を歩くって、どういう気持ち?」
言葉が出ない。
でも、答えなくてももうわかっている。
それが 「末路」 だということも――。
作品タイトル
ノーブラがバレた末路〜秘めたる欲望が開放されるとき〜
品番
d_549573
作品詳細